Q36:ローバルの使用用途例

使用分野 使用代表例
土木関係 橋梁支承部、陸橋、めっき橋、鉄筋、
耐震補強、土木用めっき資材
建築関係 電気・ガス・水道等鋼管、ゴルフ場等のネット支柱、
球場柱、ビル・家屋鉄骨柱・梁、仮設足場、手すり、
安全柵、外部階段、各種架台、鉄サッシ、立体駐車場、
避雷針、耐震補強、グレーチング
電力・通信関係 鉄塔、鉄柱、パンザマスト、電力機器用架台、碍子金具、
各種アンテナ、トランスハンガー、変圧器、ソーラーパネル架台
船舶漁業関係 冷凍施設、錨、鎖、集魚灯、浮標、油槽、各種艤装金物、
配管金物
鉄道・運輸・道路関係 防音壁、架線鉄構、送電鉄塔、照明柱、ガードレール、
標識柱、フェンス、レール
農業園芸関係 温室、サイロ、養鶏舎、農業用組立構造物、灌漑用パイプ、
農機具、ビニールハウス(めっき骨組)
環境衛生関係 環境衛生設備、焼却炉、各種タンク外面

Q37:ローバルを冷却機のドレンパンに使用したいが?

A:冷却器のドレンパンへは使用しないでください。
塗膜に侵入した水分が凍結・解凍により収縮・膨張が繰り返され、塗膜にクラックが入り剥離しやすくなるためです。

Q38:ローバルシリーズを回転するファンに塗りたいが?

A:使用可能です。
粉塵やゴミが塗膜に当たり、傷が付く可能性がありますが、一般塗料のように塗膜はく離が広がることはありません。

Q39:コンクリートに埋める鉄筋へ使用できる?

A:「ローバル」および「エポローバル」を塗布した鉄筋と、コンクリートとの付着強度試験の報告書をご用意しています。ご入用の際は弊社へご依頼ください。
※ローバルシルバーなどのアルミニウムを含有する製品はコンクリートのアルカリ成分と反応するため不可

Q40:流水条件下での使用上の注意点及び冷却ラインへの使用について。

A:流水により塗膜中の亜鉛が摩擦(エロージョン)及び、溶出するなど一般環境に比べ亜鉛の消耗が大きいため、素地調整、塗膜厚の管理が重要です。特に40~70℃の温水中では亜鉛の溶出が激しくなりますので注意が必要です。水質を問題視するのであれば使用は避けて下さい。
冷却ラインへの塗装は、適宜メンテナンスを実施するということで採用されているケースもあります。

Q41:飲料用水タンクへの塗装について。

A:上水道など飲料用配管内面への使用は法的にも禁止となっておりますので避けて下さい。
内面に塗装されると亜鉛が溶出します。

Q42:鋳物への使用条件はあるか?

A:適切な素地調整(2種ケレン)を施し、塗装して下さい。

Q43:鋳物の加工・補修箇所へローバルは塗装出来るか?

A:鉄・亜鉛めっき製であれば塗装可能です。
適切な素地調整の後、塗装して下さい。

Q44:アルマーめっき、アルミダイキャストなどへ使用できる?

A:市販のアルミ製品にローバルを塗装しても大きな問題は起きないと考えられます。
根拠
①:過去の弊社暴露試験において剥離などの問題は起きていません。
②:市販のアルミ製品の表面は、通常酸化皮膜が施されており安定な状態であると推測される。
※アルミニウムハンドブック(第8版)には亜鉛はアルミニウムに害のない金属として明記されております。
※アルマーめっき:アルミニウムによる被覆のこと
※クリアーなどの保護塗膜や、一般塗装は除去してください。

Q45:亜鉛めっき+クロメート処理の上にローバルは塗れる?

A:建築金物でよく見かける光沢クロメート(ユニクロ)や、有色クロメート(虹色がかった金色)は処理皮膜が薄い為導電性が概ね認められるのでそのまま塗装可能と思われます。

Q46:ローバルシリーズをリン酸亜鉛処理した鉄板上に塗って効果ある?

A:形成された皮膜に導電性があるかどうかで効果を判断しますが、通常μm単位以下程度の皮膜であり導電性は有していますので適用は可能と思われます。
可否の判断が不安な場合、軽くサンドペーパーなどで目荒らしすれば可能です。
ボンデ鋼板は直接塗装可能です。

Q47:車のボディー、足周り、及びマフラーへの塗装は可能か?

A:塗装は可能ですが、主にシャーシ、タイロッドなどへの適用が多いようです。
マフラーなど耐熱性が求められる箇所には、エポローバルを使用して下さい。
(エポローバルの耐熱温度:連続24時間加熱で300℃)
自動車向けパンフレット「レストア防錆白書」のご用意がございますのでご入用の際は弊社へご依頼下さい。

Q48:亜鉛めっき鋼板(ガルバリウムなど)にローバルは塗装できる?

A:塗装可能です。被塗面を清浄にした後塗装して下さい。
ただし、塗装鋼板ではさび止め効果は期待できません。
詳しくは弊社ホームページ、ダウンロードコーナーの塗装施工仕様書をご参照下さい。

Q49:家畜の尿や糞がかかる場所はどうする?

A:亜鉛の消費量が一般環境に比べ大きくなるため、耐食期間が短くなる可能性があります。
そのため、ローバルを3回塗以上、塗膜厚120μm以上を推奨いたします。
使用経年後に赤さびが発生した場合は、発生個所を洗浄して赤さびを除去した後、ローバルで補修する必要があります。

Q50:銅、銅管にローバルは塗れる?

A:電位的には塗装可能です。ただし亜鉛の消耗が鉄に比べ促進されると考えられます。

Q51:ローバルをステンレスの上に塗りたいが?

A:金属表面を磨き目荒らししてから塗装することをご推奨します。

Q52:ZRコート処理(亜鉛アルミマグネ合金処理)にローバルは塗装可能か?

A:導電性は確認しており、塗装可能です。皮膜はZAM(Zn、Al、Mg合金めっき)組成に近似しておりますのでローバルシルバー、ALMZをご推奨いたします。

Q53:避雷針改修時、ローバル塗装では何を気を付ければよいか?

A:受雷部(突針部)の金めっき部、クロームめっき部などには塗装しないで下さい。
塗装すると抵抗が大きくなり性能が確保できません。
塗装箇所は、支持管、溶接部、4方支線固定金具、ボルト・ナット、溶融亜鉛めっき、ステンレスなどです。

Q54:スタッドジベル溶接の熱影響による塗膜の補修は必要か?

A:補修は必要と思われます。
ローバルは、耐熱170℃ですが、それ以上に温度が上がる場合があります。
特にスタッドボルト径16φでの鋼板裏側の温度は板厚8tで400℃以上になることもあるようです。(300kVA~)

◆スタッド溶接による鋼板裏側の温度について:溶接機メーカーからの聴取例
条件:スタッドボルトφ12.7mm のとき、鋼材厚8mmでは400℃、12mmでは200℃程度それぞれ昇温するようです。

Q55:亜鉛めっき製無線鉄塔がさびてきたが何を塗ればよいか?

A:ローバル、厚膜ローバルをお勧めします。特にボルト・ナット、地際部など塗り広げず置いていくようにたっぷり塗ってください。赤さび箇所は、清浄な素地を露出させ、旧塗膜は除去して下さい。
白さびは、軽く目荒らし(#180~240)を実施して下さい。

Q56:ローバルを摩擦接合面に塗れますか?

A:ローバル・エポローバル・厚膜ローバルに関しては、ブラスト処理(50μmRz以上)にスプレー塗装にてすべり係数0.45以上を確認できています。
詳細は資料をダウンロードして下さい。