Q1:ローバルシリーズの塗膜の保証期間は?

A:素地調整、塗膜厚、環境などでさび止め効果が異なり、保証期間は定めておりません。
  ただし、「Cold Galvanizing ローバル工法」を適用した場合、(ローバル工法施工管理者の判断に基づいて)最大10年の塗膜保証を付けることができます。

Q2:「ローバル」の推定耐用年数は?

A:耐用年数は公的認定をいただいております解説書などより引用した年数を記します。
推定耐用年数は、屋外ばく露などの試験を基に推定されたものであり、構造物の形、環境、素地調整、塗膜厚、設置環境など種々の条件・影響により大きく異なることがあります。

◆国土交通大臣による品確法、特別評価方法による認定:
弊社規定のローバル塗装仕様(国土交通大臣認定仕様)を施した鉄骨造住宅の構造躯体は「通常想定される自然条件及び維持管理の条件の下、3世代(概ね75~90年)に渡り大規模な改修工事を必要としない対策が講じられている住宅」となります。

◆(財)日本建築センターによる「常温亜鉛めっき(水性)ローバル工法」認定※1
溶融亜鉛めっき(JIS H 8641 HDZ55)と同等の防食性能を発揮する鋼材防食技術であることが認定されています。推定耐用年数はおよそ次のようになります。

「ローバルシリーズ塗装仕様」推定耐用年数:JISh8641-2007規格 解説書参考
田園地帯:100年、都市工業地帯:60年、海岸地帯:20年
※1:弊社認定の「ローバル工法施工管理者」により施工管理された物件に限定されます。

Q3:「ローバルアルファ」はなぜ金属光沢感があるのですか?

A:亜鉛末は通常、球形で灰色ですが、「ローバルアルファ」は特殊加工してリン片状に
なった光沢亜鉛を使用しているからです。

名称未設定 3

Q4:ローバルシリーズの耐熱温度は?

A:ローバルシリーズの塗膜の耐熱温度は170℃です。(エポローバル塗膜は300℃)
24時間加熱し、その後常温まで冷却した塗膜に、外観目視での異状は見られませんでした。

Q5:ローバルシリーズの耐酸性、耐アルカリ性は?

A:ローバルシリーズは亜鉛を高濃度に含んでいるため、酸やアルカリには侵されやすく、亜鉛の消費が早くなります(酸やアルカリの強さにより、亜鉛の消費は変化します)。
亜鉛が消費されるものの、亜鉛が残っている限り、さび止め効果は発揮されます。

★推奨対策:エポローバル + 耐酸、耐アルカリ塗装系(上塗り塗装系の採用)

Q6「ローバル」の耐寒性は?

A:連続耐寒試験  :-60℃ × 1008時間異状なし
耐寒サイクル試験:72サイクル異状なし
1サイクル:-30℃(5時間保持)→10℃(1時間保持)

Q7:ローバルシリーズの塗膜硬度と付着性、耐摩耗性について

A:塗膜硬度・付着性は塗装後すぐでは一般塗料に比べ劣りますが、暴露されると硬くなります。屋外に暴露されると通常3ヶ月程度で強く硬くなる特性があります。
また、同様に耐摩耗性も塗装初期に比べて50%以上向上します。

Q8:ローバルシリーズはどの程度の硬度が得られる?

A:ローバルシリーズの塗膜硬度は、鉛筆硬度表記で以下の表のようになります。

商品名屋外暴露前1年暴露後
ローバル、厚膜ローバル
ローバルシルバー3BHB
ローバルアルファ4BHB
エポローバル2H

※社内試験

Q9:ローバルシリーズの通電性(導電性)は?

A:あります。
ローバルシリーズの電気抵抗値は250Ω/cm2以下なので帯電した電気を逃し、アース効果も十分期待できます。

Q10:ローバルシリーズの使用期限は?

A:2年を過ぎても撹拌できる状態であれば使用可能です。但し、使用途中の場合は保存状態によります。
  ※商品の保証は未開封で2年です。

Q11:HDZ55とは何ですか?

A:HDZ55とは、溶融亜鉛めっきの品質を定めた規格(JIS H 8641)で、1㎡あたりの亜鉛付着量が規定されています。HDZ55は、過酷な環境に用いられる最も亜鉛付着量の多いグレードで550g/㎡以上となっています。
ローバルは、ブラスト処理した鋼材に80μm(40+40、2回塗り)塗装することで、HDZ55と同等のさび止め効果が得られます。

Q12:ローバル各種の外観上における経時変化のデータはありますか?

A:色変化に関するデータ、暴露試験結果はホームページに掲載しています。

Q13:ケレンできない箇所があるが、ローバルを使用しても効果があるか?

A:赤さびの程度にもよると考えられますが、防食効果は低いとお考え下さい。

Q14:ローバルシリーズのマンセル値は?

A:ローバルの塗装後乾燥塗膜のマンセル値は、N-6~N-6.5 程度です。
暴露後、色は環境により N-5.5程度に変化します。
マンセル値
※ゆっくり変色し、ばく露後3~6ヶ月程度で落ち着いた色に退色します。

Q15:ローバルを摩擦接合面に塗れますか?

A:現在のところお薦めしておりません。
施主と協議の上、従来工法である無塗装の他、「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)((社)公共建築協会)」、「鋼道路橋塗装・防食便覧((社)日本道路協会)」などに準拠した亜鉛めっき処理や、無機ジンクリッチペイントによる処理、又はその他の諸基規準等に準拠した処理をご採用ください。