Q1:溶剤系ローバルとどう違うの?

A.水性ローバルは溶剤の代わりに水を使っているので以下の特長があります。
◆シンナー臭がしない
◆シンナーを使わないので塗る人も、周囲も安全(シンナー中毒や火災の危険がない)
◆揮発性有機化合物(VOC)がローバルに比べ93%カット
◆旧塗膜の上にも塗れる(樹脂物性そのものが高く、良好な付着性能を有するため)

Q2:水性塗料でも溶剤が入っているの?

A.樹脂や添加剤に微量に含まれています。

Q3:亜鉛含有率は?

A.亜鉛含有率93%の水性常温亜鉛めっきです。

Q4:消防法の危険物に該当しますか?

A.非危険物のため、該当しません。

Q5:PRTR届出は必要ですか?

A.PRTR届出対象外です(特定化学物質非含有)

Q6:RoHS指令には対応していますか?

A.対応しています。

Q7:ホルムアルデヒド放散等級については?

A.:最も安全性の高いF☆☆☆☆を取得しています。

Q8:ローバルと同じ1液タイプなの?

A.いいえ、1液1粉末タイプです。塗料液と粉末を混合する作業が必要です。
ポットライフ(撹拌後の使用期限、可使時間)は12時間となっています。

Q9:乾燥時間はローバルと同じ?

A.温度、湿度によって大きく影響されます。
気温23℃、湿度50%のとき乾燥時間30分ですが、低温時や湿度が高い時は乾燥時間は長くなります。
洗濯物が乾かないのと同じ原理です。

Q10:塗りにくくなった時の粘度調整は?

A.水道水にて行います。ただし重量比で2%以内にしてください。
(混合液0.9kgに対して水 18kgまで)

Q11:水で希釈しすぎるとどうなりますか?

A.塗膜異常になります。乾燥に時間がかかりすぎたり、ダレたり、樹脂と亜鉛顔料の分離が起こります。色ムラもひどくなります。
※作業途中でハケ洗いをした場合、ハケに含まれる水の影響も大きいのでよく絞ってください。

Q12:余った塗料は保存できるの?

A.保存できません。
水と亜鉛が非常にゆっくりではありますが反応してガスが発生するので密閉保管はしないでください。12時間以内に使い切るか、残塗料は廃棄してください。保管しても物性が変わってしまい性能が出ません。
(ポットライフの12時間以内であれば塗料の乾燥を防ぐためにフタをしても問題ありません)

Q13:特に気を付けることは?

A.◆油があるとはじかれます。脱脂は十分に行ってください。
◆一度に厚塗りするとわれが発生しやすくなります。2回に分けて塗装してください。
◆ケレン時の削りカスもさびの原因となります(水と反応するため)。エアブローで十分に飛ばしてください。
◆撹拌不足にならないよう動力撹拌機で3分以上、ダマが無くなるまで撹拌してください。
◆赤さびは充分、除去してください。

Q14:どんな所で使えばいいですか?

A.
①溶剤臭が嫌われるところ
 (マンション共用部、立体駐車場、商業施設、駅舎、病院など)
②現場での塗り替え工事
 (活膜の上に塗れるため。従来のローバルではすべて剥離する必要があった)
 ※活膜の上に塗っても電気化学的なさび止め効果はありません。
③古くなった亜鉛めっきのリフレッシュ
④めっきの代替(「常温亜鉛めっき水性ローバル工法」詳細は弊社までお問い合わせください)
⑤上塗り適性あり
 (弱溶剤、水性塗料。ただし亜鉛めっき面と相性の良い塗料から選定してください)

Q15:どんな旧塗膜の上に塗れるの?

A.塗装後硬化反応の終わった(目安:半年以上経過)合成樹脂調合ペイント(SOP)、塩ゴム系、ウレタン系などの上に塗装できます。
活膜の上に塗った部分では本来のさび止め効果は発揮できませんが、鋼材露出部分と旧塗膜の両方を同時にオールオーバー塗装ができるため工程省略になります。
※SOP・・・アルキド樹脂塗料、フタル酸樹脂塗料

Q16:塗り替えの場合、どのように使用しますか?

A.さび、ふくれ、われ、はがれなどの塗膜不良箇所を除去し、とくにさび部は入念に除去してください。素地調整部のみタッチアップ、あるいはオールオーバー塗装ができます。

Q17:どんな上塗り塗料が使用できますか?

A.他社推奨塗装系をご紹介いたします。弊社までお問い合わせ下さい。

Q18:どんなハケ・ローラーが使用できますか?

A.以下をお勧めいたします。

塗装用具摘要
ハケ腰が柔らかく塗料含みが良い物(ニスバケ等)
好川産業:ビーナス、大塚刷毛:みずき
ローラー中毛(毛丈:12~13mm程度)
好川産業:REVO、大塚刷毛:NEW-WAKABA、PIA:JOKER等
エアスプレー濾過:#100を使用、チップ径:2.0~3.0mm、
エア圧力:標準0.3MPa以上、塗料供給方式:重力式
希釈率:重量比で5%以内
エアレススプレーチップ:0.017インチ以上、フィルター:#50~60、
圧縮比:35対1以上、 圧力:20MPa以上
希釈率:重量比で2%以内、常時撹拌

※機器ホース内に残存する洗浄用シンナー等は、排出時にローバル製品へ混入しないように注意してください。